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Intimacy with yourself   アジャシャンティとエックハルト・トール

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~Radio Adyashanti とETTVの和訳を中心に~

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ティク・ナット・ハンの「あなたに平和が訪れる禅的生活のすすめ」のなかには、宝石のような言葉がちりばめられていました。

そのひとつ
「自分の感情を無理に抑えて、自分の痛みをないがしろにしているなら、それは自分に暴力を振るっているのと同じことです」
さらに
「自分の中に怒りや恐怖があったら、まずはそれを認めましょう。その感情に微笑みかけて、正しい名前で呼んでやりましょう。こんにちは、私の恐怖、私はあなたがそこにいるのを知っていますよ、と」

自分のなかのネガティブな感情は、できれば目をつぶって見なかったことにしたい。
自分はもっとよい人間、やさしい人間なんだと思いたい。
でもすこしだけ勇気を出して、そこに踏みとどまり、自分のこころのなかをのぞいてみると、そこには思いがけず幼い子どものような存在がいて、苦しみながら助けを求めているのかもしれません。

私の好きなスザンヌ・ヴェガの唄に、「女王と兵士」というナンバーがあります。
引退したひとりの兵士が、故郷へ帰る前に、それまで忠誠を尽くして戦ってきたまだ見ぬ女王に面会を求め、丘の上の城にやってきます。
勝ち戦よりはるかに負け戦の多いこの不毛な戦いは、いったいなんのためなのかとたずねるために。
城の奥深くの部屋で孤独に暮らしている女王は、思いがけず幼い少女の姿をしていました。
なぜ、と問いかける兵士に、女王は傲慢な態度で答えを拒否します。おまえなどには理解できるはずがない、と。
でも兵士にはわかるのです。幼い女王がほんとうは苦しんでいること、内側から体を切られるような痛みに、心が血を流していることを。
兵士は女王を窓のところに連れて行き、外の世界を見せます。
女王は自分がほんとうに求めているものを見ます。そして、同時にそれを手にすることをいかに恐れているかにも気がつきます。
そして兵士は女王に自分とともに外の世界へ出ていき、いっしょに生きてゆこうと言うのですが、、、、

自分がほんとうに求めていることを知るのは、とてもむずかしいです。
でも心の中の幼い女王さまに忍耐強く耳を傾けていけば、いつか戦いは終わるのかも。

こんにちは、私の恐怖。
こんにちは、私の怒り。
こんにちは、、、、、そこにいるの、知っているよ。
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by suna-tuki-mori | 2009-02-17 14:31 | マインドフルネス