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Intimacy with yourself   アジャシャンティ的な何か。

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~Radio Adyashanti と オンラインコースの感想を中心に~

何が正しい行動か?

ちょっと前に娘に「ママって、悩みないの?」きかれました。
しばらく考えて「うーーん。ない」と答えたら、「幸せなヒトだね」とあきれられました。
もちろん「はぁー」と思うことはたくさん起こってきますケド、それを「悩み」と思わなくなったということかもしれません。
また「相談」ということもしなくなりました。どうしてかはわからないのですが他人に相談することに、まったく意味が感じられなくなりました。
もちろん、ふつうの意味でアドバイスを求めたりすることはあります。
「どうやったらこんなに部屋をきちんとしていられるの~?」とかね。

ETTVで、会員が結構深刻な質問をエックハルトにしていました。(その人は実際に会場に来ている人でした)
最初この女性は、「ある場合に正しい行動というのは、どうしたらわかるのでしょうか?」というような漠然とした質問の仕方をしました。
それに対してエックハルトは例にによって「もう少し具体的な例をあげてもらえますか? そのほうがみんなに伝わりやすいから」といいました。
すると女性は、「私が係わっている施設で、ある男の人が、数人の子供たちに性的虐待をした過去を告白しました。彼に対し軽蔑したり非難したりする人たちもいますが、私は彼が苦しんでいることに同情も感じます。この場合どうするのが正しいのでしょうか?」
この女性の言ったことだけではくわしい事情はわかりませんが、私が勝手に推測すると、この男性というのはその施設の職員、またはボランティアなどなんらか子供たちにかかわりのある立場にいる人なのでしょう。この告白により、施設を去らなければならないのかもしれません。そしてその「過去」はたぶんその施設に来る以前、おそらくはかなり昔のことなのではないでしょうか。そうでなければ告白と同時に強制的に施設をやめさせられているはずですから。

エックハルトはこの種の質問に答えることは非常に困難だといいます。
なぜなら「正しい答え」などないからです。
適切な答えや行動は、その瞬間、その当事者に「くる」といいます。

「まずはその人によって傷つく子供たちがこれ以上出ないようにすることが最優先ですね」
とエックハルトは言います。
「それ以上のことは、あなたにしかわかりません。あなたが『在る』状態でいれば、必要な答えは必要な瞬間にやってきます」

もしこの場で誰かが「私は子どもを虐待してしまうのです・・・・・・・」と相談したなら、自分はその問題に向き合うだろうとエックハルトは言います。
「でもそのとき私が何をどう答えるのかはわかりません」

答えのわからない問題に突き当たったとき、エックハルトの勧める方法は、心の中でその問題をformulate(明確に述べる/組み立てる)し、それからいったん忘れる(Let go)ことだそうです。
そうするとしばらくして、それはすぐではなく何時間もたってからかも知れないし、あるいは次の日かも知れませんが、答えがやってくるそうです。往々にして思いがけないタイミングで。
忘れる、というのがミソらしいです。

「それ以上のことは私には、そして誰にも答えられません。なぜなら、こうした質問には一般的なレシピのようなものはないからです」とエックハルトは言います。
聞きようによっては突き放しているようですが、実はもっとも親切な答えかもしれません。

娘は私に何か「相談」してきたりはしませんが(当てにならないことを知っているので)、時々ぐちをこぼしてきたりします。
「~したら?」とはなるべく言わないようにしていますが、つい言ってしまうときもあります。
後から考えてみるとそれはどう考えても私のマインドの押し付けです。
そして大抵のことは、私が考えた姑息な解決方法よりもずっといいかたちで、いつのまにか終っています。
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by suna-tuki-mori | 2011-06-29 14:59